リコー(山下良則社長)は、複合機の新製品「RICOH IM C」シリーズと同社のクラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration(RSI)」から提供されるアプリケーションを組み合わせて利用できるソリューション「RICOH Intelligent WorkCore」を1月23日にリリースする。

リコー
山下良則社長

 RICOH IM Cは、7機種16モデルを用意する。全モデルに10.1インチの大型フルカラータッチパネルを用意し、タブレットを操作する感覚でさまざまな業務を行えるようにした。また、導入後も基本性能を最新の状態にアップデートできる「RICOH Always Current Technology」を初めて実装した。これにより、RICOH Intelligent WorkCoreでは、業務に合わせて必要なアプリケーションを月単位の契約で利用できるほか、アップデートにより最新のセキュリティー、最新の機能を使うことができる。

 同社はこれまでもクラウドに対応した複合機を提供してきたが、ソフトウェアのアップデートはハードウェアの買い替えで対応してきた。今回、ソフトウェアアップデートに対応したことで、ハードウェアの買い替えサイクルが長期化する可能性もある。それに対し、リコーの山下社長は「業界を挙げ付加価値ビジネスを実現したい。日本では月間1万5000台、グローバルでは月間5万台の販売を目指したい」と語った。

 RICOH Intelligent WorkCoreの拡販に当たっては、リコージャパンが既存商材も組み合わせて業種・業務別ソリューションを構築し、ユーザーに提案する。

 RSIのアプリケーションパートナーには、基幹業務アプリケーションではオービックビジネスコンサルタント、OSK、ピー・シー・エー、応研など、CRMではサイボウズなどが名を連ねている。今後はさらにパートナーを増やし、アプリケーション数を現在の83から3月末までに100以上に増やしていく。これにより、中小企業のオフィスワークの自動化・省力化を進めたい考えだ。

 今年春にはパートナープログラム「RICOH Smart Integrationパートナープログラム」を公開する。APIやソフトウェア開発キット(SDK)を活用し、パートナーが容易に連携するアプリケーションを拡充できる体制を整えていく。(山下彰子)