大手SIer各社は、コロナ・ショックで第2四半期(2020年7~9月期)に受注がいったん落ち込んだのち、下期(20年10月~21年3月期)には回復に向かうと見る。対面での営業活動が困難になった影響で新規顧客の開拓が滞り、その影響で第2四半期は業績の“谷”が出現。しかし、第2四半期中に正常化へ向かったと仮定すれば、「下期へのマイナス影響はある程度抑えられる」(TISの桑野徹会長兼社長)と予測する。対面営業の自粛が年末まで続くとすれば、玉突きで回復は来年度までずれ込む危険性があるものの、当面は第2四半期の落ち込みを下期でどれだけ挽回できるかが、今期業績を大きく左右すると言えそうだ。(安藤章司)