日本オラクル(ケネス・ヨハンセンCEO)は7月13日に記者会見を開催し、パブリッククラウドの新サービス「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」の国内展開について説明した。同サービスを利用することで、ユーザーはOracle Cloudの全ての機能を自社のデータセンター(DC)内で利用可能になる。また、野村総合研究所(NRI)が世界で第1号のユーザーとなることが発表されている。
また、ミッションクリティカルなサービスを顧客向けに提供しているパートナー向けの基盤としても活用する。今回初のユーザーとなったNRIは、証券業などの金融機関向けにSaaS型でサービスを提供しているが、その基盤を自社構築のプライベートクラウドから、自社DC内に設置するOracle Dedicated Region Cloud@Customerへ順次切り替える。NRIの竹本具城常務は「さまざまなクラウドネイティブサービスを、当社の統制ルールを適用した環境で利用できる」点がメリットであると述べるとともに、今後はインフラ運用に充てていた人材を成長領域にシフトしていく方針も明らかにした。(日高 彰)
日本オラクル(ケネス・ヨハンセンCEO)は7月13日に記者会見を開催し、パブリッククラウドの新サービス「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」の国内展開について説明した。同サービスを利用することで、ユーザーはOracle Cloudの全ての機能を自社のデータセンター(DC)内で利用可能になる。また、野村総合研究所(NRI)が世界で第1号のユーザーとなることが発表されている。