Oktaは4月8日、特権アクセス管理(PAM)サービス「Okta Privileged Access」とガバナンス管理(IGA)サービス「Okta Identity Governance」を2022年第一四半期(1~3月)から提供すると発表した。従来提供してきたアクセス管理に加え、特権アクセス管理、アイデンティティガバナンス管理の機能も統一のプラットフォーム上で提供し、利便性の向上を図る。

ディヤ・ジョリーCPO

 Okta Privileged Accessは細かく設定されたユーザーやロールベースのセキュリティポリシーを中央システムから適用し、誰が何にアクセスできるかをインフラレベルで管理することができるという。ディヤ・ジョリーCPO(最高製品責任者)は「顧客からのPAMへのニーズが高まってきたため、新たなサービスとして提供する」と述べた。

 Okta Identity GovernanceはIDライフサイクルの管理、アクセスルールとポリシー設定、アクセスのリクエストと承認、レポート作成を自動化する。「従来のIGA製品はオンプレミス向けに設計されているが、OktaはIGAを再定義し、クラウドファーストのアプローチで提供する」(ジョリーCPO)としている。 

 合わせて同社は、Oktaの認証、認可、ユーザー管理をアプリに組み込むための開発者向けツール「Okta Starter Developer Edition」を4月8日にリリースしたほか、事前連携済みの外部アプリケーションを拡充したと発表した。

 また、Oktaは3月に開発者向けのアイデンティティー管理プラットフォームを提供するAuth0を買収したが、ジョリーCPOは同社についても言及。「Auth0と一緒になることで、さまざまなソリューションを提供できるようになった。今後は、時間をかけてテクノロジーの統合を進めていく」と述べた。
(岩田晃久)