案件規模を問わず“顧客第一主義”を貫く


ノックス 代表取締役社長 加藤 理
取材・文/佐相彰彦
撮影/馬場磨貴
撮影/馬場磨貴
週刊BCN 2006年07月24日vol.1147掲載
大学卒業後に入社した丸紅では、大企業を顧客として1000億円以上の大型プロジェクトに携わることが多かった。こうした案件を任されると、会社の業績アップに大きく貢献しているという満足感が湧いてきたそうだ。しかし、大きなプロジェクトに携われば携わるほど、金銭感覚が麻痺してくる。「“金額の重み”に鈍感になることに違和感を覚えるようになってきた。顧客に適した製品の提供に案件の規模は関係ない。金額にかかわらず、顧客を第一に考える会社をつくりたい」という思いから、同じ志を持つ11人でノックスを設立した。
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Profile
加藤 理
(かとう さとる)1950年、東京生まれ。74年3月、早稲田大学理工学部卒業。同年4月、丸紅に入社。アメリカ駐在を経て、92年、ストレージ事業を中心に手がけるノックスを設立。代表取締役社長に就任。