強い信念をもつ女性である。上田代里子は、世界平和の実現を目指している。「貧困をなくすためのサービスを提供するために、まずはニーズを探ることから始める。この3年くらいで取りかかりたい。最終的に、世界の貧困人口を3分の1にできたらと思っている」。
現在、ネクスウェイでリードナーチャリング(見込み客育成)サービスの普及に努めている。リスティング広告やサーチエンジン最適化などによる見込み客の獲得プロセスでは、商談に繋がるケースはごくわずか。投資対効果は非常に低い。こうした従来型の手法の見直しを通じて、リードナーチャリングサービスの提供に取り組んできた。「ストーリー性をもって長期的に見込み客の気持ちを引き付けていくのがこのサービスの特徴」だという。
ここで重要なポイントとなるのは、ネクスウェイが提唱する「カスタマーオリエンテッドマーケティング」だ。顧客を中心にコミュニケーションシナリオを描くことで成果につなげる手法で、上田は推進役として活躍している。「顧客とその先の顧客の気持ちを大事にするマーケティング」だという。
入社当時は、ファクシミリを販売する企業という程度の認識だった。「どういう手段で世界平和を実現するか。まずは、民間企業でビジネスの仕組みを知りたいと思った。BtoBで業界を問わずにソリューションを提供していて、スピード感があると感じた」。経験を積むなかで育んできたのが、BtoBマーケティングを通じて得たデザイン力と新しいことをやり遂げる力だという。「誰に何を伝えてどうしてほしいのか、を考えて具現化する。このデザイン力を発揮し、世界平和を実現できればと思う」。(文中敬称略)
プロフィール
上田 代里子
上田 代里子(うえだ よりこ)
大阪大学外国語学部卒業後、2006年4月、ネクスウェイ入社。マーケティングソリューション推進部で営業/プランナーとしてSEM/ネット広告を活用したウェブマーケティングプロモーションを提供。新規オンラインサービスの企画立ち上げを実行後、現職の前身となるBtoBマーケティングプラットフォームプロジェクトに参画。カスタマーを中心にコミュニケーションシナリオを描くことで成果につなげる「カスタマーオリエンテッドマーケティング」を推進している。リードナーチャリングの方法論開発、ツール要件定義/販売/納品までを主にIT業界の顧客に対して推進する事業領域責任者を務める。