Special Feature
未来からレポートします シティIT 2020
2015/03/12 21:33
週刊BCN 2015年03月09日vol.1570掲載
記者の眼
日本オラクルがコンセプトカー
未来は、すぐそこにある。日本オラクルは、2014年12月、データの分析基盤を採用し、インターネットにつながるコンセプトカーを製作して、都内のイベントで披露した。
コンセプトカーは、車載LANシステムを搭載した「BMW X5」を使用したもの。組み込みシステムの開発を手がけるイータスのツールによって、走行速度やエンジン回転数、アクセル開度などの車両情報を取得して、ダッシュボードに表示するという仕組みだ。クルマはゲートウェイ機能によって日本オラクルのサーバーとつながっているので、車両情報を長期的に蓄積・分析し、運転の改善点などをドライバーにフィードバックすることができる。商材化については未定だが、コンセプトカーを、クラウドやビッグデータに注力している日本オラクルの方針を示すものとして捉えることができる。
シティITは、メーカーだけが儲かるものではない。システムの構築や運用、データの解析サービス、活用方法についてのコンサルティングなど、商機をつかむことができそうな分野が幅広い。2020年までの5年をどう生かすのか。時間はそれほど残されてはいないので、迅速な経営判断と動きが求められる。
五輪大会が開催される2020年の東京はどんな街なのか──。人々がスマートフォンを片手に、買い物、観光、スポーツ観戦を楽しむ。後方でシステムが稼働して、都市生活の「安全」や「便利」を支える。そんな未来都市にあって、ITビジネスにはどんな可能性が生まれてくるのか。将来構想をもとにレポートする。(取材・文/ゼンフ ミシャ)
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