ネットワーク社会においてセキュリティは必須

 多くの企業は、ネットワークをインフラとして整備し、基幹システムや業務システム、クライアントPCなどを接続している。ネットワークを介して、社外システムへ接続するケースも増えており、万が一、ネットワークが停止した場合、ビジネスの停止を余儀なくされるという企業も少なくないだろう。それだけではない。社会的な問題まで発展することも十分考えられる。巨大なネットワーク網が形成される中、システムへのアクセス経路が多様化し、セキュリティ上のリスクが増加しているのだ。

 セキュリティの脅威は衰えることを知らない。数年前、ワームの大規模感染により、打撃を受けた企業や団体も多い。海外では国家レベルのネットワーク障害にまで及んだ事例もある。最近では、ファーミングやフィッシングなどによるオンライン詐欺やアドウェア、スパイウェア、ウイルス、トロイの木馬などの不正アクセス、セキュリティホールを突くワーム、スパムメールと呼ばれる迷惑メールが大きな脅威として知られている。これらの脅威は単独で攻撃するだけにとどまらず、それぞれが複合化している。また、インターネットの脅威は犯罪に悪用されており、多様化・潜在化する傾向がある。

一堂に会した最新のソリューション

 これまでの企業システムは、個別に最適化が図られてきた。その結果、システム全体を管理することが困難になるばかりか、セキュリティ上のリスクを内包する結果となっている。一方で、個人情報保護法や金融商品取引法などの法整備も進み、コンプライアンスへの対応も求められている。セキュリティ上のリスクを低減させるセキュリティソリューションは、ビジネスに必要不可欠となっているのだ。

 2008年8月20日から22日までの3日間、東京ビッグサイト東展示ホールにて、ネットワーク社会のセキュリティビジネスイベント「Security Solution 2008」が開催される。「Security Solution 2008」では、脅威対策、情報漏えい対策、アクセス制御、物理的セキュリティ、セキュリティマネジメントなど、100社を超える出展社が最新の製品・サービスを展示する。

 また今回の主催者企画では、日経BP社が発行・運営する専門誌の各編集部が情報セキュリティの最新トレンドについて講演する「編集部講演」、情報漏えいを防ぐシステムとして注目されている「Data Loss Prevention(DLP)」ソリューションを集めた「セキュリティ・オープン・ラボ」、メールセキュリティ、フォレンジック/ログ取得・監査、Webからの脅威対策という3つのテーマに焦点を当てた「特設テーマ コーナー」、出展企業が最新のセキュリティ技術・製品・ソリューションを紹介する「オープンシアター」などが用意される。

 特に、トレンドとなっているDLPソリューションを扱う「セキュリティ・オープン・ラボ」では、DLPソリューションの効用を実体験できるデモンストレーションが多数用意される予定だ。「何を導入すればいいのかわからない」という悩みを抱えている企業も、自社の運用に適したソリューションを見つけることができるだろう。

 製品・ソリューションだけではない。最新のセキュリティ動向を垣間見ることができる「フォーラム」も行われる。有名企業や証券取引所の取締役などが語るリスク管理やコンプライアンス、リスクマネジメントなどについての基調講演のほか、特別講演として、宮崎県知事の東国原英夫氏のインタビュービデオ上映などが行われる。「フォーラム」は、事前登録制となっており、定員になり次第締め切られるので、早めの登録をおすすめする。

 なお、「Security Solution 2008」の入場料は2000円だが、招待状を持参するか、事前登録をすることで無料となる。事前登録は、同イベントの公式サイトから行える。

 最新のセキュリティソリューションが一堂に会したイベントに足を運んでみてはいかがだろうか。