中堅・中小規模のお客様の多くが、専任の情報システム担当者がいない、いたとしても一人ですべてを管理する「一人情シス」の状態で、システムの日々の運用に時間をかけられないという課題をもっています。こうしたお客様の課題に対して、ハードウェアベンダーとして当社は、できるだけ何も手をかける必要のないインフラ基盤をご提供しています。

木村剛
HPサーバー事業統括本部
事業戦略企画室部長
 その一つが、サーバー、ネットワーク、ストレージを一つに統合した「コンバージド・インフラストラクチャ」と呼ばれる製品群です。当社では「HP BladeSystem Matrix」というハイエンドの領域で、コンバージド・インフラストラクチャの概念を具現化する製品を2009年より販売し、15年には中小規模向けの統合型システム「HP ConvergedSystem 200シリーズ」を発表しました。こうした統合型基盤は手軽でスピーディに利用でき、コスト的にもリーズナブルというメリットがあり、「一人情シス」の企業でも簡単にご導入いただける製品です。

 また、12年には「自働サーバー」をコンセプトとした新しい管理機能をほとんどのHP ProLiantサーバーで標準実装し、最新世代にもそれを継承しています。インストールするOSの種類を判別して、必要となる最新のドライバ類を自動的にダウンロードするインテリジェント・プロビジョニング機能やサーバー内部の各種パラメータを自動的にロギングし、障害前後の状況把握から原因特定までを支援するフライトレコーダー機能など、管理者の手を煩わせないために、サーバー自体のメンテナンスフリー化を実現しています。

 当社は、こうした具体的な製品群を業界に先駆けて発売することで、コンバージド・インストラクチャやコンバージド・システムの市場を切り開いてきたという自負があります。サーバー、ストレージ、ネットワークのいずれも業界トップクラスの品揃えを誇り、統合型基盤インフラはこれらのラインアップを最大限に生かせる領域です。ローエンドからハイエンドまで、すべて同じ運用管理ツールで基盤を管理でき、極力メンテナンスフリーで、高い品質と技術を投入したものをお使いいただけます。それがお客様のバリューになるように、業界で最もお求めやすい価格で提供することで、ナンバーワンベンダーとして引き続きマーケットを牽引したいと考えています。

 当社はこれまで、販売パートナー様との協業をビジネスの根幹に据えてきました。パートナー様ありき、パートナーファーストでやってきたというスタンスは、分社化してもまったく変わることはありません。今後もさらにコミュニケーションを密に、パートナー様のご支援を行っていきたいと考えています。

HP ConvergedSystem 250-HC StoreVirtual System