2010年頃から各社の発表が相次いだ垂直統合型システム。現在では、3Tier(サーバー+ネットワーク+ストレージ)を統合したCI(コンバージドインフラ)に加え、ソフトウェアストレージ機能で3Tierを統合したHCI(ハイパーコンバージドインフラ)が登場し、高い注目を集めている。だが、HCIも万能ではなく、用途に応じたCI/HCI製品の選択が必要だ。そんななかで販売を大きく伸長させているのが、Pure Storage 製CI製品の「FlashStack」だ。今日のインフラに求められるストレージ要素を真に備えるという同製品の魅力をネットワールドに聞いた。

確実に実績を伸ばしている「FlashStack」

201707311204_1.jpg

高田悟
ストラテジックプロダクツ
営業部SP1課課長

 「最近はHCIに注目が集まっているが、決して万能ではない。HCIは分散ファイルシステムのため、ストレージのパフォーマンスが求められるワークロードではボトルネックになることがある。逆にいえば、CIはストレージに強みをもつ」と、高田悟・ストラテジックプロダクツ営業部SP1課課長は語る。

 さまざまなCI製品のなかでも、とくに注目を集める製品がシスコシステムズのサーバー「Cisco UCS」と仮想化ソフト「VMware」にPure Storageを組み合わせたFlashStackだ。2014年12月に発表と、シスコ製品ベースのCIで後発だが、他のCI製品が苦戦するなかで業績を大きく伸ばしている。すでにグローバルで1000社以上に導入され、直近で年率70%もの伸長を達成している。Cisco UCSとPure Storageが提供する「シンプルで利便性の高い運用性と将来性」は合理的であり、お互いの利点を最大限生かすことのできるCIとして人気が高い。

 Pure Storageは、オールフラッシュストレージにおいて他社とは全く異なる実装方式を採用する。他社にはマネができないその技術的な裏付けが、仮想化環境やDB環境、異なるファイルサイズへのアクセス、瞬発的なI/O性能など、多種多様なワークロードに対して、安定した性能の発揮を可能にしているという。

 高田課長は、今日のインフラに求められるストレージ要素として、「シンプル管理」「多種多様なワークロードに耐えられる性能の提供(I/O性能)」「長期に使えるシステムの提供」という三つを挙げたうえで、「他社製品も同様なアピールをしているが、Pure Storageは『本当の意味』で、それぞれの要素を実現している点が大きく違う」と強調する。

管理性、性能、長期使用を「本当の意味」で備えた究極のストレージ

 「シンプル管理」では、多くの製品が分かりやすい管理や30分での構築完了をうたう。だが、本当に意味のあるシンプル管理には、耐障害性、つまり壊れないことに加え、万が一の障害時も性能に影響を与えないという保証が欠かせない。Pure Storageは、障害が極めて少ない。それは、「SSDが壊れにくい=摩耗が起こりにくい」というロジック「RAID-3D」を搭載しているためだ。

 「独自技術のRAID-3Dは、SSD内部のNAND(Flash)自体を保護する。このNAND保護技術を搭載するストレージはPure Storageが業界で唯一。NANDが壊れなければSSDは壊れないので、安価な大容量SSDを採用してコストパフォーマンスを提供できる」(高田課長)。また、すべてのコンポーネントの冗長化に加え、万が一の障害時も、基本的にActive-Standby構成で性能を100%担保するため、シンプルかつ安心して交換などのメンテナンスができる。

 「多種多様なワークロードに耐えられる性能の提供(I/O性能)」はどうだろうか。スペック値で超高速をうたう製品も少なくないが、本当の意味で多様なワークロードに耐えられる性能とは、決して一瞬のピーク性能ではない。高田課長は、「DB、VDI、ファイルサーバーなど、特定処理に強いストレージは多いが、今、求められているのはあらゆるワークロードに、高速かつ安定した性能を提供できるストレージが重要」と説明する。

 カタログスペックのIOPS(1秒間に可能なI/O回数)は、多くのベンダーが転送データサイズを4KBにしているが、現実にはさまざまなサイズのI/Oが発生する。Pure Storageは可変長のブロック管理を備え、サイズを可変して一つのI/Oとして処理するため、圧倒的にI/O数を削減できる。これにより、大きなブロックアクセスが多いDBや、小さなブロックアクセスの多い仮想化環境など、ワークロードを問わずに高速アクセスができる。

 「I/Oを削減するとSSDの負荷も下がるので、高速性能の維持につながり、製品の長期保証にもつながる。つまり、本当の意味で安心して長く使えるストレージといえる」と高田課長。

 「長期に使えるシステムの提供」では、前述した管理性と高速性能を維持する技術に加え、Pure Storageは3年ごとに最新コントローラを無償提供する保守メニュー「Forever Flash」プログラムを用意する。これにより、コスト負担を抑えて、常に最新システムを維持することができるようになっている。

 「他社にも似たメニューはあるが、最新コントローラとSSDがずっと整合性をとれるのかという問題がある。その点、Pure StorageはストレージOSがSSDの内部機能を管理しているので、整合性が確実にとれる。また、NANDレベルの保護技術をもつからこそ、大切なデータが入ったSSDを一生涯サポートできる。今、求められる三つのストレージ要素を本当の意味で実現した究極のストレージだ」と高田課長は強調する。
 
201707311204_2.jpg
異なるプロファイルサイズにおけるVDIログイン時の性能比較
 
ネットワールドでは9月30日まで、Pure Storage FlashArray//M10を特別価格で提供 する「欲張りサマーキャンペーン」を実施している。
人気の4構成全て、1年間のオンサイト保守、全ライセンス、構築作業費込みとなっている。
 
週刊BCN+ 読者アンケート

コンバージドインフラとストレージに関する意識調査
http://www.seminar-reg.jp/bcn/survey_converged/