ニュータニックス・ジャパンの島崎聡史シニア・システムズ・エンジニアは、「ポスト2020を乗り切るための、これからのHCIに求められる3つのポイント」と題し、ネットワールドの工藤真臣・SI技術本部ソリューションアーキテクト課課長の質問に答えるかたちで、ニュータニックスがHCIをどう進化させいくかをテーマに講演した。

ニュータニックス・ジャパン
島崎聡史
シニア・システムズ・エンジニア
 まず、ニュータニックスのHCIが強く支持される理由はという工藤課長の問いに、革新的かつスケーラブルなアーキテクチャ、単一のOSと管理画面でマルチクラウド管理が可能、複数のハイパーバイザーとパブリッククラウドのサポート、ニュータニックスが追加ライセンスコスト無しで提供するハイパーバイザー「AHV」の採用が増加していることを挙げた。

 ポスト2020の課題は、五輪後の反動による経済の低迷、人口減少や高齢化、グローバルでの日本の存在感・影響力の低下だ。「当社がお手伝いできるのは、非生産的なことに費やされる時間を減らし、生産的なことに使える時間を増やすこと」と島崎エンジニア。データセンターのインフラを極限までシンプルに変え、IT部門がアプリケーションやサービスの提供に集中できるようにすることを目指す。

 
ネットワールド
工藤真臣
SI技術本部
ソリューションアーキテクト課
課長
 そのため、まずはインフラを「インビジブル=透明人間」、つまり逐一見る必要がないくらい手のかからないものとし、管理を統一する。また、インフラ全体をシンプル化するため、仮想マシン、ファイルサービス、ベアメタルDB、コンテナ、オブジェクトストレージなどのサービスをHCIに取り込み、統合していく。「AHV」によりハイパーバイザーもインビジブルになる。AHVはすでにNutanixユーザーの3割が利用しているという。また、機械学習のX-FITにより、より賢いインフラが実現できるとした。

 「ニュータニックスが重要と考えるのは、オンプレミスとクラウドの違いを意識させず、その選択でもユーザーを悩ませない仕組みを提供すること。そして、クラウドが適するケースでは素直に活用することだ。クラウドを利用した方が合理的なユーザーについては、オンプレミスに留めるつもりはない。クラウドアプリのライフサイクル管理ができる『Nutanix Calm』、マルチクラウドの管理ツールの『Nutanix Beam』などにより、自由にマルチクラウドを活用してもらえるソリューションを提供していく」とアピールした。