PFUのセッションでは、イメージング事業本部ビジネス推進統括部プロモーション推進部の道宗琢昌氏が登壇、「お客様満足度を高める窓口業務の改善方法」をテーマに講演した。

イメージング事業本部 ビジネス推進統括部
プロモーション推進部 道宗琢昌氏

 まず、道宗氏はPFUのイメージスキャナは「新技術で市場を牽引してきた。現在、世界100カ国に展開し、グローバルシェアは50%」とアピールした。

 現在は、窓口業務が変化している。そこでスキャン現場の潜在ニーズ調査を目的に7カ国を訪問して調査したところ、ユーザーニーズは、パスポートスキャン(ホテル・銀行・病院・役所・店舗など接客窓口での本人確認)、コンパクトデザイン(狭い場所への設置・スペースの有効活用)、ミスのない簡単操作(スキャン前の原稿整頓・仕分けなど、手作業時間の削減・エラー抑制)に集約されるという。

 「インバウンド需要の拡大でホテルのフロントや小売店など幅広い業種で、お客様に近い場所でのデータ処理ニーズが高まっている。人手不足から働き方改革が求められる医療現場、本人確認の厳格化で事務作業が増えた自治体でも、窓口業務の負担が増している」と指摘。そのニーズに対応し、窓口やカウンター業務での利用に最適なコンパクトさと簡単操作を追求した製品として「FUJITSU Image Scanner fi-800R」を紹介した。

 fi-800Rは、パスポートからA3書類までのスキャンに1台で対応できるA4コンパクトモデル。設置面積と実使用面積でクラス最小※サイズ(実使用時で奥行き246ミリ)を実現した。

 特筆すべき点は、Uターンとリターンのデュアルパスが、コンパクトさと幅広い原稿読取を両立させている点だ。書類の連続読取りに適した「Uターンスキャン」とパスポートなどの冊子を読み取れる「リターンスキャン」の二つのスキャンに対応。二つのスキャンは原稿のセットにより自動的に切り替わるため、事前設定や切り替え操作が必要なく、冊子から書類までの連続した読み取りができる。Uターンスキャン時に、セットされた原稿の傾きを自動補正するのが自動スキュー補正。原稿排出時に自動でスタッカーを伸ばして原稿を整頓してくれるのが自動スタッキング技術だ。これらの機能により、手動で原稿をきれいにそろえる手間を軽減して、正確な読み取りを可能にする。

 手狭な受付に導入し、お客様の目前でパスポートなどをスキャンし返却する。待ち時間の短縮によりお客様満足度を向上し、窓口の業務負担も軽減できる」とアピールした。

※A4縦送りで毎分30枚/60面以上の読み取りが可能なA4対応ADFタイプのイメージスキャナーの設置面積(スキャナ全閉時の幅と奥行きのカタログ値の積)において、PFU調べ(2019年9月5日現在)