第2世代インテル(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサーは、不揮発性(電源を切っても内容を保持する)メモリーの新技術である「インテル(R) 3D XPoint(TM) テクノロジー」を応用して開発された「インテル(R) Optane(TM) DC パーシステント・メモリー(DCPMM)」をサポートする。
同じくインテル(R) 3D XPoint(TM) テクノロジーを採用する「インテル(R) Optane(TM) DC SSD」は、ドライブの書き込みワークロードに左右されず、安定した読み出し応答時間を実現。ランダムに読み書きを行うと、従来型NAND NVMe(TM) SSDはレスポンス時間が大きくばらつくが、インテル(R) Optane(TM) DC SSDは一貫して低レイテンシーを維持、最大約63倍もの低レイテンシーを実現する。耐久性に関しても圧倒的に優れており、NAND型SSDと比較して、約20倍もの書き込み上限回数を実現する。こうした利点を活かしてHCIのキャッシュとして威力を発揮する。
高い性能を求めるクラスタネットワークではさらなる高速化のために25GbE、40GbEが採用されることも増え、従来のNAND型SSDではSSDが IO 性能の限界に達してしまった。しかし、インテル(R) Optane(TM) DC SSDを採用することでシステム全体のストレージ性能が大幅に向上。したがって大容量データの繰り返し書き込みや、リアルタイム処理を行うようなHCI環境も実現可能になる。VDI利用時、他のユーザーの高負荷な作業の影響を最小限に抑えられ、快適に使い続けることができる。まさに、インテル(R)Optane(TM) DC SSDはHCIの可能性を一層拡大するものだといえる。