シスコのネットワーク製品のディストリビューターとして知られるネットワンパートナーズは、日本企業として初の「2020 APJC Geo Award Distributor of the Year」を20年10月29日(米国時間)に受賞。12月10日には「Distributor Partner of the Year」も獲得した。
「2020 APJC Geo Award Distributor of the Yearは、アジア・太平洋・日・中(APJC)地域で対前年の売上伸長率が高いディストリビューターを米国シスコ本社が選定して表彰するもの」と説明するのは、ネットワンパートナーズの金井朗子執行役員。Distributor Partner of the Yearの方は、シスコジャパンが選ぶアワードで、売り上げの伸びだけでなく、パートナーに提供されるサポートやディストリビューション体制の質なども評価ポイントになっているという。
ネットワンパートナーズがディストリビューター事業を進める上で心がけていることとして、金井執行役員は「Time to Market」と「Close to Customers」の二つを挙げる。
Time to Marketとは、海外の最先端の商材をいち早く見つけてパートナーに届けるということ。情報収集には、米国にあるネットワングループの現地法人を活用しているという。また、Close to Customersが意味するのは、パートナーが求めているものをよく理解して、それに見合った商材を探してくること。この二つを車の両輪としつつ、ネットワンパートナーズはネットワークとセキュリティの領域を軸に、最先端のICTソリューションを提供する最高のディストリビューターとなることを目指している。