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「ITの部品屋」から脱皮する 「第2巻」は意識改革に着手

日本オラクル 社長 遠藤隆雄

取材・文/谷畑良胤 撮影/ミワタダシ

2008/09/08 19:37

遠藤 隆雄

週刊BCN 2008年09月08日vol.1250掲載

 日本オラクルが日本IBM出身の遠藤隆雄・新社長を迎え、8年間続いた長期政権後の「第2巻」を開く。「『ITの部品屋』からの脱皮」を図り、矢継ぎ早の買収で得た業務アプリケーションを武器に「トータルソリューションを提供する」ベンダーへの変貌を目指すという。一昨年度(2007年3月期)に売上高が目標の1000億円を突破。新宅正明・前社長が築いた“礎”の上に何を建てるのか、その動きが注目される。

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