セキュリティソリューションを提供するアズジェント(杉本隆洋社長)は、クロスビームシステムズ製のセキュリティアプライアンス「X40S」を7月1日から販売開始する。

 杉本隆洋社長は、「多くのISPでは、マルチモード光ファイバーを利用した接続サービスを提供しようとしており、当製品を導入する可能性が高い。また、インターネットデータセンターや大企業でも需要がある」と強調する。

 同製品は、ギガビット対応のアプライアンス製品で、障害が起きてもサービスが停止しないノンストップテクノロジーを採用。ブレード型のAPM(アプリケーション・プロセッサ・モジュール)を増やすことで処理能力を上げることが可能だ。最大10枚のAPMで8GBのスループットを実現する。

 CPM(コントロール・プロセッサ・モジュール)が複数のAPMのロードバランシングを行うため、ロードバランサーを別途購入する必要がない。インターフェイスや各モジュール、電源、ファンは完全に多重化しており、99.999%の稼動率を可能とした。

 通常、ファイアウォールの冗長化構成をとる場合は、複数台のファイアウォールを用意。その上下にロードバランサー装置を設置し、サンドイッチ構成をとることが必要だ。2台のファイアウォールであれば、ロードバランサーを4台購入することになり、多額の費用がかかる。

 同製品の価格は1180万円から。杉本社長は、「これまでのファイアウォール冗長化と比較すれば、決して高い価格ではない」と強調する。

 同社では、80-90社の販売パートナーをもつ。「そのうち、15社ぐらいが当製品を販売するだろう」(営業本部チャネル営業・辻秀典部長)と分析する。売上高は、初年度に約6億円を目指す。

 アドレスはhttp://www.asgent.co.jp/。