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BSLシステム研究所 初の青色申告用ソフトを発売

2003/01/27 19:09

週刊BCN 2003年01月27日vol.975掲載

 BSLシステム研究所(小野秀幸社長)は、同社としては初めての青色申告用ソフト「かるがるできる青色申告」(8800円)を2月7日に発売、5000本の販売を見込む。

 同社の業務ソフト「かるがるシリーズ」で提供している永久無料サポートと、使いこなせなかった場合の買い取り制度を新製品にも適用。青色申告で難しいとされている複式簿記への対応をあえて行わず、簡易簿記での申告を行うソフトになっている。

 簡易簿記での申告では、特別控除額は10万円で、複式簿記による青色申告時の特別控除額55万円よりも少なくなる。しかし、「当社の試算では、300万人強といわれる青色申告者のうち、簡易簿記で申告している人がおおよそ7割程度を占めるとみている」(小野社長)という。

 発売日は2月7日。各社が青色申告用ソフトを発売した時期からは大幅に遅れているが、「複式簿記での申告は間に合わないという人が出てくる時期。この時期に製品を出すことで、他社製品との差別化を図る」(横倉順一会長)ことが狙い。
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