ソフト開発ベンダーの日本ユニテック(名古屋市、天野英樹社長)は、主力の生産販売統合システム「ユニメックス」の首都圏での営業力強化を進める。3年後(2008年3月期)の売上目標4億円のうち約半分を首都圏でカバーする。今年4月以降、これまで営業担当者しか常駐していなかった東京営業所にシステムエンジニア(SE)を常時3-5人配置するなど、首都圏の体制強化に乗り出す。

 今年度(05年3月期)の売上見込み約2億円のうち中部地区での売り上げが全体の約5割を占め、関西地区と首都圏の売り上げがそれぞれ約3割、約2割を占める見込み。「首都圏市場への販売力を強化」(天野社長)することで売上倍増を図る。

 カスタマイズにともなうソフト開発は、これまで原則として日本ユニテックが手がけていたが、今後はビジネスパートナーにも開発部分を担当してもらう。ビジネスパートナーがカスタマイズにともなうソフト開発を行うことで、「納入社数が増えても対応できる」(同)ようにする。ユニメックスはこれまで100社余りの顧客に納入した実績を持ち、今後3年間でさらに40-50社の納入実績をつくる計画。必要であれば、ビジネスパートナーにユニメックスのソースコードの一部開示も検討する。

 ユニメックスは、来年度(06年3月期)以降、順次マイクロソフトのプラットフォーム「.NETフレームワーク」に対応させる。生産管理に関する情報を営業担当者が外部からインターネットを経由して参照したり、取引先などにウェブを使って情報を提供しやすくなる。これまでは、別途インターネット対応専用のサーバーを構築していたが、.NETフレームワークに対応することで「標準でインターネット対応が可能」(同)になる。