ソフトウェアのライセンス販売を主力ビジネスとするウチダスペクトラム(町田潔社長)は、昨年夏から本格的に提供開始しているBtoB向けデジタルコンテンツサービス「スマート/インサイト」の導入企業拡大を本格化する。

 同社は、ソフトのライセンス販売以外にビジネス領域を広げることに力を注いでおり、デジタルコンテンツサービス事業をビジネスの柱の1つに成長させることを掲げている。紀平克哉・執行役員テクノロジーサービスグループ担当は、「できるだけ早急にデジタルコンテンツサービスを数十億円規模の売り上げに高めたい」としている。同サービスを導入する企業が実現できるITシステムと情報コンテンツ(IC)の融合をアピールし、まずは今年度(2005年7月期)に10億円規模の売上高を目指す。

 同サービスは、社内データベースから必要な情報を簡単に検索できるシステムと新聞記事やウェブサイトから必要なコンテンツだけを選択して提供するシステムを組み合わせた。

 収集した情報を表やグラフなど、あらかじめユーザーが指定した形式で表示したり、複数のデータソースを統合表示するなどの機能も搭載されている。導入企業は、営業部門で競合他社の新商品情報やキャンペーン展開をいち早くつかんで実施する時期の分析を行ったり、マーケティング部門で消費者の声や評価を分析するなど、社内外の情報を製品の拡販や新規事業の立ち上げに活用できることが特徴となる。

 同サービスはASP(アプリケーションの期間貸し)での提供が主流。月額料金は50ユーザーあたり25万円。