ウィンドウズサーバーシステムに特化したデータレプリケーション(複製)ソフトウェア「ダブルテイク」を開発している米エヌエスアイ・ソフトウェア(ニュージャージー州、ディーン・グーダーモートCEO)は、今年中に現行のウィンドウズサーバー対応のダブルテイク4.4の次期製品バージョン5をリリースする。さらに、「使い易くすることが市場拡大のカギとなる」として、日本市場開拓を本格化するため、日本語版の投入を明らかにした。来年中に提供を開始する計画。

 既存製品のバージョンアップのほか、現在進行している開発プロジェクトについては、「Linuxの台頭を無視できない」として、Linux対応版や現行製品はアプリケーションに関わらず利用可能だが、特定アプリケーション専用版の開発にも着手しているという。発売時期については未定。

 同社の米国での販売パートナーは、デル、ヒューレット・パッカード(HP)、IBM、マイクロソフトなどで、HPにはOEM(相手先ブランドによる生産)提供もしている。ユーザー層は約54%がSMB(中堅・中小企業)市場が占めている。

 日本市場では、伊藤忠テクノサイエンス(CTC、岡崎友信社長)のグループ会社でネットワークソリューション製品の販売事業を行っているシーティーシー・エスピー(CTCSP、岩本康人社長)を通じて、NEC、日立製作所、大塚商会などがCTCSPとパートナー契約を交わして販売活動を行っている。

 2005年3月時点でのダブルテイクの世界での累計出荷実績は5万ライセンス。「そのうち04年だけで1万5000ライセンスを出荷」しているほか、「今年1月から4月までの4か月間の売上高が前年同期比50%増を記録」しているなど好調に推移しているという。