コンテンツ海外流通促進機構(CODA、角川歴彦代表=角川書店会長)は今年1─4月の4か月間で、香港をはじめとする中国や台湾などのアジア地域で70万7709枚の海賊版CDやDVD、ゲームソフトなどの押収に成功した。

 CODAのCJマーク(コンテンツ海外流通マーク)をベースとしたエンフォースメント(法執行)組織「CJマーク委員会」が今年1月から、香港や中国、台湾の現地取締執行機関などとのミーティングやトレーニングセミナーを通じて取り締まりの要請や海賊版の真贋判定に関する情報提供などをスタート。その成果として、香港税関や中国、台湾の取締執行機関が著作権法違反などに基づいた取り締まりを実施したことで、今年1-4月の4か月間で計107件を摘発、59人を逮捕した。

 日本では、1988年から04年までの17年間で権利団体が任意で回収した海賊版の数量が43万1231枚だったのに比べ、短期間でその数量を上回った。角川代表は、「70万枚以上を押収したのは大きな成果だった」と自信をみせる。

 また、CJマーク委員会では今年度1年間で香港や中国、台湾でのトレーニングセミナーを9回実施するなど、引き続き取り締まりを強化するための活動を行っていく。「今年度は、少なくても400件の取り締まりに貢献したい」(後藤健郎・CJマーク委員長)意向を固めている。