横河電機(内田勲社長)は、自社開発の個人認証ソフト「SecureTicket(セキュアチケット)シリーズ」の販売を強化する。

 「ワンタイムパスワード」形式で、認証キーの情報を書き換えなくても済む「セキュアチケット TS」を新たに加えたことで、細かい要望に応えられるラインアップにした。販路も拡大させる意向で、代理店を通じた販売のほか、OEM提供も検討している。同シリーズはこれまで1000本の出荷実績があるが、製品、販路を増強することで、今回の「セキュアチケット TS」では今年度(2006年3月期)500本、来年度は600本の納入を目標に、販売を強化する。

 TSは、企業内ネットワークにユーザーがアクセスする際、正規のユーザーか否かを判断するための認証を行うとともに、SSL-VPN(仮想私設網)を構築する。認証する際、USBメモリなどに入っている認証キーの情報を書き換えずに、パスワードを毎回変えることができるワンタイムパスワードを使用することで、セキュリティレベルを上げるとともに、利便性を高めた。価格は48万円から(50ユーザーの場合)。

 セキュアチケットシリーズは、大塚商会など30-40社の代理店を通じて、大企業の一部門への納入実績が高い。