シー・エス・イー(CSE、関好行社長)は、米ネットワークインテリジェンス(マサチューセッツ州)が開発する情報システムおよびネットワーク機器のログ収集・管理アプライアンス「Network Intelligence ENGINE Appliance」の間接販売を始める。

 昨年12月に日本の独占販売権を獲得したが、販売代理店はまだ組織していなかった。今秋から代理店網の構築を始めており、ネットワークインテグレータ(NIer)数社と交渉中で「年内には2-3社と契約を結ぶ」(阿久津茂郎・プロダクツ販売部ビジネスディベロップメントNetwork Intelligenceプロジェクトマネージャー)見通し。最終的には5-6社で代理店網をつくりたい考え。

 独占販売する製品は、情報システムとネットワークを構成するサーバーやネットワーク機器、アプリケーションのログを一括収集・管理し、不具合が起きた場合には管理者に知らせる専用機器。マルチベンダー対応で、現在約120種類のデバイスやアプリケーションに対応する。未対応の製品でも、専用ツールを使って対応させることが可能。価格は、最大対応デバイスが64個の最エントリーモデルで600万円。

 ログ収集のためのエージェントソフトを各デバイスに組み込む必要がない。また、リレーショナルデータベース(RDB)ではなく独自開発DBを採用したことで、ログデータをRDBに比べ最大75%まで小さくでき、ログの取りこぼしもないのが強み。独自DBではログの解析・検索スピードも速いという。競合するのは、米アークサイトだが「アークサイトはソフトウェアベースでありアプライアンスより導入に手間がかかる。また、動作スピードもネットワークインテリジェンスのほうが上」と阿久津氏は主張している。ストレージ大手の米EMCは先月、ネットワークインテリジェンスの買収を発表したが、阿久津氏は「日本での販売に影響はない」と話している。