ネットワーク機器の開発・販売などを行うネットスプリング(西武進社長)はSOA(サービス指向アーキテクチャ)製品との連携を視野に入れた認証アプライアンスサーバー「AXIOLE(アクシオレ)」を発売した。

 すでに業務用LDAP(ライトウエイト・ディレクトリ・アクセス・プロトコル)サーバーを導入している企業、官公庁、教育機関に向けに販売していく。また、自社製品の認証ゲートウェイ「FEREC」やICカードとの連携、SOA対応の他社製品などと連携させる認証ソリューションも展開していく。

 アカウント数により4つのラインナップを用意していて、価格は1000アカウントのモデルで99万円。初年度(2007年9月期)は50台の販売を見込んでいる。

 同製品は分散したLDAPサーバーの一元管理を可能にしたもの。システムやアカウントの増加による分散したLDAPサーバーを一元管理することで、各LDAPサーバーのアカウントの登録や変更などを一括で済ますことができ、手間や管理コストを削減する。

 ユーザー認証のほかに、「時間」や「場所」で認証する機能を付加し、時間帯やIPアドレスでのアクセス制限を実現した。既存のLDAPサーバーと連携、認証する際には最大3台のLDAPサーバーからアカウントを参照し、さらにAXIOLE自体に設定した認証ポリシーと照らし合わせることができる。

 また、LDAPサーバーが業務サーバーとして使われている場合もほかのデータには一切変更を加えず、ネットワークに関連するデータのみを管理することができる。

 今後は、同社の認証ゲートウェイ「FEREC(フェレック)」、ICカードリーダー「NSピットタッチ(仮称)」や、他社製品と連携を図ることで「認証サービスプラットフォーム」としてAXIOLEを展開していく計画だ。