暗号化ソフト開発・販売などの独ウティマコセーフウェアの日本法人、ウティマコセーフウェア(ヤーン・ボスフェルト代表取締役)は販売代理店を通じた間接販売を始める。1次と2次代理店を組織。2次代理店は、取扱高などの取引条件によって「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の3区分にする。独ウティマコは、「欧州市場でモバイルデータプロテクション製品は30%のシェアを獲得している」(ボスフェルト代表取締役)という。欧州の暗号化ソフトのトップメーカーが代理店を組織し、日本市場での販売を本格的に始める。

 独ウティマコセーフウェアは、1983年設立で暗号化ソフトの開発・販売事業を軸に据える。欧州ほか北米、南米、アジア、アフリカ地域で事業展開する。全世界で3000社以上の顧客を抱えているという。1999年にドイツ証券取引所に上場した。

 日本市場向け事業は、昨年8月に日本法人を設立しビジネス体制を整えた。一般消費者は対象とせずに、法人市場だけに特化した暗号化ソフトの販売を手がける準備を進め、このほど代理店を組織して間接販売網を築くことを決めた。1次代理店に位置する「特約代理店」を2-3社組織。2次代理店は、ウティマコ製品の販売額やサポート体制の充実レベルに応じて3つに区分けする。代理店経由で販売する主力製品は、暗号化ソフトの「SafeGuard(セーフガード)シリーズ」。HDD内のデータをすべて暗号化する製品やファイル、フォルダ単位で暗号化する製品など5種類を用意している。日本市場での業績目標は4年以内に売上高7億5000万円としている。

 PCメーカーのレノボジャパンは、自社製PCとウティマコの暗号化ソフト「SafeGuard Easy(セーフガード イージー)」を組み合わせたセット商品の販売を開始している。