ブロードリーフ(旧ITX翼ネット、大山堅司社長)は、自動車の整備、車両販売、板金業向けの基幹業務ソフト「.NSシリーズ」を販売開始したことを機に、新サポートサービスを始めた。コールセンターによるトラブル解決やソフトの使い方を指導する出張サービス、パソコンやプリンタの修理などハード保守もセット化し、月額料金制とした。ブロードリーフは、翼システムのパッケージソフト事業部を母体とするソフト会社で、今年8月に設立された。新ソフトの提供とともにサポートサービスも体系立て、再スタートを切る準備を整えた。

 新サービス「BroadLeafトータル・サポートサービス」は、コールセンターによる365日対応のトラブル解決、カスタマエンジニア(CE)によるパソコンやプリンタなどのハード修理・交換サービス、フィールドエンジニアのソフトのトラブル解決や操作説明サービスの3つをパッケージ化した。サービス提供価格は月額料金制とし、PC1台で月額1万2800円。ブロードリーフは、全国にCE拠点を25か所、サービス拠点を42か所設置しており、全国レベルでサービス提供が可能という。

 新サービスの提供は、自動車整備、車両販売、板金業向けの基幹業務ソフト「.NSシリーズ」を9月に発売したことを機に開始した。ターゲットに置く自動車関連企業は3-5人クラスの中小企業も少なくないため、ソフト保守だけでなくハードや使い方を含めたメニューに設定した。「.NSシリーズ」は整備業向け「SF.NS」、板金業向け「BK.NS」、車両販売業向け「CS.NS」の3シリーズで構成する。それぞれ受付業務から見積もり、部品発注や整備・納車作業の進捗、精算までを一元管理できる。

 旧ITX翼ネットの「スーパーフロントマンシリーズ」が前身となっているが、「.NSシリーズ」では「.NET」を採用し、各シリーズが容易に連携しやすくなった。自動車関連企業では、整備や車両販売など単一ビジネスだけでなく、整備、車両販売、板金すべてを兼ねる企業が増えており、製品連携を主眼に置いた。同サービスの販売目標は、2007年度で100億円としている。

 ブロードリーフは、翼システムのパッケージソフトウェア事業が分社・独立したアイ・ティ・エックス翼ネット(ITX翼ネット)が前身。8月1日に現社名に変更したほか、本社も移転、経営陣も刷新して再スタートを切っている。翼システム時代から数えると既存顧客は約2万4000社あるという。