東京エレクトロンデバイス(砂川俊昭社長)は、情報リスク管理ソフトメーカーの米バーダシスと協業し、セキュリティ事業を強化した。ログ蓄積・分析に関するシステム・サービスを共同で開発していく。

 パソコンやサーバーの監視やロギングを行ううえで、東京エレクトロンデバイスが販売している米センセージ製のログ管理製品「エンタープライズ・セキュリティ・アナリティクス」と、米バーダシスの内部情報管理製品「デジタル・ガーディアン」の機能的な相互補完を検証。これにより、内部統制プロセスに向けたセキュリティ基盤を提供する考えだ。

 東京エレクトロンデバイスに対して、バーダシス日本法人が営業支援を行い、共同開発のシステム・サービスの拡販を図っていく。

 「エンタープライズ・セキュリティ・アナリティクス」は、OSやアプリケーション、ネットワークセキュリティ機器などの大容量ログを高速で検索する管理製品で、テラバイト単位のデータであっても高い圧縮率で蓄積することができる。

 「デジタル・ガーディアン」は、大容量のデータベースから必要なログデータを業務や部門、アプリケーションなどのカテゴリーで検索、編集が可能なほか、自動的にレポートを作成することが特徴となる。

 日本版SOX法の施行が控えていることから、ユーザー企業のなかでは法規制に準拠するために情報漏えい防止をはじめ、ログ情報の記録や編集などのニーズが高まりつつある。両社は情報リスクに関するログの蓄積、分析の分野で協業することが内部情報管理ビジネスを拡大することにつながると判断した。