【ソウル発】アメリカに本社を置く韓国ベンチャー、ニューメディアライフ社が開発した無線インターネット対応PMP(portable multimedia player)が米ラスベガスで開催された世界最大のデジタル機器総合展示会「2007CES」で最高革新賞を受賞した。昨年のCESでは「TAVI 020」が革新賞だったので、それに続く2度目の受賞だ。

 「TAVI020」の後継機種「TAVI030」は、製品企画段階から機能はもちろん、デザインとユーザーインターフェースに重点をおいて開発された。デザインは日本からスカウトしたデザイナーが担当した。3.5インチタッチスクリーンLCD、20GB HDD、ハイビジョン画質で再生するポータブル端末で、eBOOKとラジオ、音声録音、電子辞書、カーナビ、地上波DMBなどマルチメディア機能を持っている。また、どんなファイル形式でも再生可能だ。動画再生は最大7時間、音楽だけだと最大10時間まで再生できる。

 「TAVI020」との大きな違いは、無線LANでパソコンやネットにアクセスし動画・音楽をダウンロードできる点だ。クレードルを利用してリアルタイムで動画を受信しながらPC、その他AV器機とつなげることができるため、ポータブルIPTVとも呼ばれている。

 ニューメディアライフは、CESでブースを訪問したディズニーからその場で2月の最高経営者戦略会議に招待され、幼児用IPTV市場進出案を協議する予定だ。同社の代表、デビッド・ジョン氏は「TAVIは最初からiPodを狙って開発したもの。無線でネットにアクセスしてリアルタイム動画やTVが見られる携帯ホームシアターだ」と、自信をみせている。
趙章恩(チョウ・チャンウン=ITジャーナリスト)