ソフトクリエイト(林宗治社長兼COO)は、企業の座席管理およびIT資産管理のウェブアプリケーションソフト「Zaseki(ザセキ)7」の販売を強化する。

 価格体系を見直し、複数ライセンス購入の場合に値頃感がある設定にしたほか、専門部署を立ち上げて開発・営業体制を整備した。直販主体だった販売方法も見直し、代理店を募って間接販売にシフトする。一連の販売強化施策で、来年度(2008年3月期)は年間で300本、売上高1億円を目指す。

 「ザセキ 7」は、ブラウザ上で座席のレイアウトを作成し、従業員の個人情報や所有するIT資産を一元管理するウェブアプリケーションソフト。総務担当などの管理者が、座席とIT資産を別々で管理することで発生する手間を省ける。価格はIT資産管理などフル機能が使える場合、ユーザーライセンス無制限で140万円。ユーザー数に応じて費用が上がるこれまでの料金体系を撤廃し、「従業員200人以上の顧客は、新価格体系で値頃感が出る」(岡本康広・Zaseki7営業部部長)という。

 同ソフトは06年12月に初期版を発売し、これまで直販で約10社に納入した実績がある。だが、積極的な営業活動はしていなかった。今年1月に専門の営業および開発組織を設立し、本腰を入れて販売する。販売代理店を募り、間接販売体制もつくる方針で、現在LAN工事事業者や什器販売会社などと交渉を進めている最中だ。販売に本腰を入れ、来年度には1億円の売り上げを見込んでいる。将来的には、同社の主軸商品で、EC構築のパッケージソフトやワークフローソフトに次ぐプロダクトに成長させたい考えだ。

 中期的計画では、IT資産管理機能だけを抜き出した新ラインアップと、中小企業向けに機能を絞った廉価版の投入も検討開始している。