札幌市、さっぽろ産業振興財団、マイクロソフトは産官学で、東京・調布にあるマイクロソフトの製品開発・検証などを行う施設の地方展開第2弾となる「札幌イノベーションセンター」を開設した。総務省が作成した「PBL(Project based learning)教材」を使用して、国内初のITアーキテクトを対象にした講座などを実施する。札幌市は同センターなどを利用、10年後に3万人のIT技術者を養成し、市内IT産業の売上高を1兆円に成長させることを狙う。市内のITベンダーは、同センターで新規ソフトウェアのアイデアを検証することも可能となった。