ネクスト・イット(仲西敏雄代表取締役)は、バックアップ・ストレージ管理の新製品を9月末に発売する。データの重要度に合わせて、最適なストレージ装置を自動選択し、格納するためのツールで、米ITベンチャーのソフトをもとに、ネクスト・イットが日本市場向けに開発した。日本だけでなく韓国市場での独占販売権も持ち、両国で営業活動を始める。

 新製品は、企業内データを効率よく低コストで管理するためのソフト。データの重要度や生成時期、アクセス頻度などに応じて格納するストレージ装置を自動で選択して収める。

 ストレージ装置は価格差が大きく、重要でないデータは低価格ストレージ装置に格納し、大切なデータは堅牢性が高い高額な装置に保存するのが理想。重要でないデータを価格が高いストレージに保存していることで、ストレージコストが無駄にかかってしまうケースが少なくない。仲西代表取締役は、「企業のストレージ費用は、全IT投資額の約15%を占めるまで増えている」と話し、新製品の導入で、こうした課題を解決できるという。

 現在製品テスト段階で、正式版リリース前の8月にはベータ版の提供を始める。価格は中小企業にも導入しやすいよう100万円以下に抑える予定。SIerや卸販売企業を通して日本市場で販売するほか、韓国市場でも英語版を開発した後、営業活動を始める。

 ネクスト・イットは、ストレージ・バックアップ関連製品の販売事業を、ビジネスの柱に据えており、すでにバックアップソフトの「Z─BYSシリーズ」などをラインアップに揃えている。新製品の追加で、企業のデータバックアップやストレージに関するソリューションを「すべて網羅した」と仲西代表取締役は説明している。