ソフトイーサ(登大遊代表取締役会長)は10月24日、HTTPやHTTPS通信程度のプロトコルしか通さないモバイル回線でも、すべてのプロトコルを利用できる「MobileFree.jp VPN 実験サービス」を開始した。利用は無料。

 HTTPやHTTPS通信程度のプロトコルしか使用できない携帯電話のデータ通信や無線LANサービスなどにおいて、HTTPSトンネル上に「レイヤ 2 VPN」を構築することで、インターネット上のホストと任意のTCP/IPベースの通信プロトコルでの通信を可能にするサービス。できるだけ多くのユーザーに利用してもらうことで、サービスを支える「PacketiX VPN 2.0 テクノロジー」の安定性や性能、セキュリティを評価するとともに、今後の技術的改良を図ることを目的とする。実施期間は不定。

 W-CDMAやHSDPAなどの第3世代高速データ通信や無線LANなどのモバイル環境では、通信可能なプロトコルがHTTP/HTTPSなどごく一部に制限されていることがあり、FTP、Messenger、Skype、テレビ電話、リモートデスクトップ、リモートアクセスツール、音楽や動画のストリーミングなど多くの通信プロトコルが利用できない場合がある。

 今回の「MobileFree.jp VPN 実験サービス」を利用することで、HTTP/HTTPSプロトコルさえ利用可能なモバイル回線があれば、TCP/IP上で動作するほぼすべてのプロトコルを用いてインターネット上のコンピュータとの通信が可能になる。具体的には、Windows Vista/XP/2000、Server 2003をインストールしたモバイルPCに専用のVPNクライアントソフトをインストールするだけで、各種アプリケーションを利用したり、マルチメディアコンテンツを楽しんだりできる。