ソフォス(アラン・ブロデリック社長)は、11月のメールおよびWeb型のコンピュータウイルス発生状況をまとめた「メールウイルストップ10」「Webウイルストップ10」を発表した。

 メールウイルスでは、時限式ウイルスと呼ぶ「Traxg」が急増。メールウイルスのなかで2番目に多く、全体の23.6%を占めた。「Traxg」は、04年10月に初登場したウイルス。3年以上前に発生したウイルスが上位に入る理由として、ソフォスは「基本的なウイルス対策を施していないユーザーが多いため」と分析している。1位は「Troj/Pushdo」で、ユーザーが興味を引くようなタイトルでメールを開かせ感染させる方式。

 トップ10に入ったウイルスは、1位が「Troj/Pushdo」(29.3%)で2位以下が「W32/Traxg」(23.6%)、「W32/Netsky」(17.8%)、「Mal/Dropper」(5.4%)、「W32/Zafi」(5.0%)、「W32/Mytob」(4.8%)、「W32/Flcss」(3.3%)、「W32/MyDoom」(2.9%)、「W32/Strati」(2.8%)、「W32/Bagle」(1.0%)の順。そのほかが4.1%を占めた。

 一方、Webウイルスは感染したWebページが増加し、1日平均約7500件となった。トップ10のうち、上位3種類の顔ぶれは変わらなかった。トップ10は、1位が「Mal/Iframe」(69.6%)で2位以下は「Mal/ObfJS」(11.6%)、「Troj/Unif」(3.7%)、「Troj/Decdec」(2.3%)、「Troj/Fujif」(1.2%)、「W32/Feebs」(1.0%)、「Troj/Unsc」(0.7%)、「Mal/Packer」(0.7%)、「Mal/Behav」(0.6%)、「Mal/FunDF」(0.5%)。そのほかは8.1%。

 マルウェアに感染したWebサイトの国別集計では、中国が55.2%を占めトップ。1位の「Mal/Iframe」感染の影響という。2位は米国(19.7%)で3位はロシア(11.4%)。4位以下は、ウクライナ(2.0%)、ドイツ(1.6%)、トルコ(1.4%)、カナダ(0.8%)、イギリス(0.7%)、ポーランド(0.7%)、フランス(0.6%)の順。そのほかが5.9%となった。