コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS、辻本憲三理事長)はこのほど、中国と韓国の著作権保護団体と、ソフトウェア管理に関する相互協力の覚書(MOU)を結んだ。各国の企業ユーザーがソフト正規版を使用する環境を実現する活動を共同で進める。ソフト著作権保護で日中韓の団体がMOUを交わすのは初めて。

 MOUを交わしたのは、中国の著作権保護団体「中国軟件連盟(CSA)」と同韓国の団体「韓国ソフトウェア著作権協会(SPC)」。MOUの原案は、韓国のSPCが提唱した。各団体はこれまで、自国のビジネスソフト管理に関する活動を相互に情報交換していた。今後は国際標準化が進む情報管理分野の問題意識を共有し、施策を展開する。

 具体的には、ソフト管理に関する「一般的な協力」「公共方針」「情報の共有」「人事交流」「その他」の5項目を展開する。各団体は、MOUを機に、広報啓発など実務的な活動を行う計画。各国のソフトユーザーが正規品を使用することを目標に情報共有を進める。