富士通は2月1日、総務省の近畿総合通信局と北陸総合通信局が2月上旬に行う、ワンセグ対応携帯端末を利用した情報提供の実証実験を支援すると発表した。

 実験に利用するのは、店舗や美術館などで店頭やショーケース、展示品前などのスポットエリアにいる人に対して情報提供を行うワンセグコンテンツ配信システム「スポットキャスト」。近畿総合通信局の実験では、大阪市の阪急三番街のレストランやカフェなどの前で店舗情報を、北陸総合通信局では金沢市内の金沢能楽美術館で能の画像や展示品の解説などを配信する。

 実証実験では、「スポットキャスト」を使って実験用ワンセグコンテンツを配信し、実際にワンセグ携帯端末で受信するという情報の新しい提供形態を両総合通信局の調査研究・検討会で検証する。

 両総合通信局では、住民や観光客に対する地域密着型で利便性の高い情報提供による都市活性化、安心安全な街づくり、観光地における地域の観光産業支援などの実現を目指しており、今回は携帯端末向けサービスのワンセグ技術を活用したシステムの検証を実施。同社は、ワンセグコンテンツ配信システムの送信機材の提供および送信コンテンツの作成を担当する。

 近畿総合通信局の実験期間は、2月1日から14日まで。北陸総合通信局の実験期間は2月5日から8日までで、一般公開は2月8日の10時30分から12時。