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アクセスポート ユーザーが検索をもとに番組作成 「Woopieチャンネル」をリリース

2008/02/04 20:53

週刊BCN 2008年02月04日vol.1221掲載

 アクセスポート(沈海寅社長、翁永飆社長)は動画に特化した検索サービスWoopie(ウーピー)動画α版で、ユーザーが独自のテーマやストーリーを元に、各種共有サイトにある動画を集めてつなぐことで、「番組」をつくることができるサービス「Woopieチャンネル」を開始した。

 一般的な動画共有サイトは、ユーザーが自由に動画をアップロードして公開できる。だが、大半のユーザーは見るだけで、アップロードするのはごく一部に限られているのが実態だ。「アップロードはハードルが高い。だが、ユーザーからすれば、見るだけでは面白くない」(沈社長)ことから、ユーザーのセレクト集を作ることができる同サービスをリリースすることにした。Woopieは複数の動画共有サイトを横串で検索、結果を表示できるのが特徴となっている。

 ユーザーは検索ボックスから、目的の動画を探し出し、複数の動画をつなげて「番組」を作る。動画自体は、変更不可能。時間制限は特にもうけていないが、100本の場合は数時間に及ぶ番組を作成することも可能だという。

 また、PC上の動画を携帯で検索し、視聴できる「Woopieモバイル」も提供している。対応キャリアはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3キャリア。PCから各キャリアの機種フォーマットに自動変換しダウンロードするが、時間がかかる場合、ユーザーは一度インターネットを切ることも可能。ただ、「動画を見るのにパケット代がかかってしまうことや、動画をダウンロードできるサイズがある程度制限されてしまうことが課題」(同)でもある。

 同社は携帯に続き、iPod touchに対応したサービスもリリースし、今後もiPhoneなど、さまざまな端末で楽しめるようサービスを提供していきたいとしている。
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