ウェブメディア事業などを手がける、アセントネットワークス(朴世鎔社長)は、中小企業に向けて、オープンソースソフトウェア(OSS)をSaaSポータルから提供する。中小企業ではシステム導入コストがネックとなりIT化が進んでいないことから、より安価なサービスを模索した結果だ。1000社への導入と月間売上高2100万円を目指す。

 国内の全企業のうち、9割を中小企業が占める。ビジネスの展開先は数多いものの、パッケージやハードウェア、人件費、メンテナンスなどのトータルコストが障壁となり、中小企業のIT化は進んでいないのが現状だ。

 アセントネットワークスは昨年から、社内ソーシャルブックマークやウィキなどをSaaSとして提供してきたが、「SaaS事業をさらに深耕したい」(朴社長)ことから、中小企業をターゲットにしたサービス提供にいたった。

 SaaSとOSSを組み合わせたため初期投資が発生せず、サービスとして提供することで、運用コストも大幅に削減する。また、常に最新の状態で提供することを可能にするものであることや、OSSを利用することでライセンス料、使用料の負担が軽減されるというメリットもある。

 同社は拡販にあたり、リセラープログラムを立ち上げた。法人だけでなく個人もオンラインを通してリセラー登録を可能とし、ランクにより決められた集客と顧客の利用金額からマージンを受け取れる体系を整えた。

 今後は1000社への導入と月間売上高2100万円を目指す。

 ソフトは随時増やしていく予定で、開設時に提供するのは「Zimbra」「SugarCRM」「vTigerCRM」「TinyERP」「Supportsuite」「Joomla」「Virtuemart」「Dot Project」「Dimdim」「KnowledgeTree」の10本。