メーカーと継続的にテストを実施

 トレンドマイクロ(エバ・チェン社長兼CEO)は、ソフトウェアやハードウェアのメーカーと共同で製品のテストを行う「Trend micro Tested」プログラムを開始した。共同テストの対象製品には、同社が発行する「Tested」ロゴを付与するというもの。現在3社との共同テストを行っているが、今後も対象製品を増やし、1年間で10社ほどに拡大していきたいとしている。

 トレンドマイクロでは、これまでにも共同テストを行っていて、国内のハードウェアメーカー、ソフトウェアメーカーなどとの実績を積み重ねてきている。同社は、メーカーとの連携強化や、販売パートナー、ユーザーへの動作保証を提供する目的で、今回の「Trend micro Tested」プログラムを開始した。動作テストの対象製品には、トレンドマイクロのマークの入った「Tested」ロゴ(全4種類)を付与することで、動作保証を明確化する。

 メーカー側のメリットとして、セキュリティ製品の動作保証を明記することで、セキュリティが必要な環境に対して製品提案をしやすくなる。また販売パートナーは、これまで自社単独で行っていた検証を複数メーカーがあらかじめ共同で実施するため、提案できる製品が増えるほか、販売後のサポートの切り分けが可能になる。ユーザーも製品をスムーズに導入できるようになる。

 共同テストの対象となるトレンドマイクロ製品は「ウイルスバスター コーポレートエディション」「ビジネスセキュリティ」「ServerProtect for Linux」の3製品。

 現段階のウイルスバスター コーポレートエディションでは、NECの「CLUSTERPRO X 1.0」、日立ソフトウェアエンジニアリングの「秘文AE Information Cypher」「同Fortress」、エレコムの子会社ロジテックのSMB向けストレージサーバーの「松」と「竹」。ビジネスセキュリティでは同じくロジテックのSMB向けストレージサーバーの「松」および「竹」、ServerProtect for LinuxではNECの「CLUSTERPRO X 1.0」がテスト対象の製品となっている。

 「テストにはある程度工数がかかるので、すぐに対象製品を増やすことはできないが、向こう1年間で10社ほどのプログラム参加獲得を目指していきたい」(船越洋明・マーケティング本部 アライアンスマーケティンググループ マネージャー)としている。対象製品はバージョンが更新されるごとに、継続的にテストを行っていく予定だ。