ソフォス(アラン・ブロデリック社長)は、08年1-11月までの情報セキュリティ脅威の傾向をまとめた「ソフォス セキュリティ脅威レポート 2009」を公表した。

 08年はWebサイトで感染するマルウェアが昨年に引き続き増加。感染Webサイトが4.5秒ごとに1件の割合で発生し、07年に比べて約3倍に増えた。また、悪意のあるメール添付ファイルが再び増加傾向で、714通中1通の割合で配信され、08年第1四半期と比べて4.5倍という。

 世界でWebマルウェアをホスティングするコンピュータは、米国所在が37%でトップ。07年に51.4%でトップだった中国(香港含む)を抑えた格好。2位は中国で3位以下はロシア、ドイツ、韓国、ウクライナ、イギリス、トルコ、チェコ、タイと続いた。日本は31番目だった。

 一方、世界でスパムを配信するコンピュータでは、米国所在が17.5%で、07年に続きトップ。2位以下はロシア、トルコ、中国(香港含む)、ブラジル、韓国、イタリア、イギリス、ポーランド、インドとなった。日本は36番目。

 このほか、特筆べき傾向として、国家を狙ったインターネットを介したスパイ行為や攻撃があることも述べている。非難を受けている国家として、中国と北朝鮮、ロシアおよびグルジアなどを挙げた。