NEC(矢野薫社長)は、法人PC「Mate/VersaPro」の拡販施策でPCに付加する2種類の新サービスメニューを企画、新サービスとセット化したモデルを1~2月にかけて投入した。新企画したのは「アフターケアサービスの拡充」と「DBソフト操作教育サービスの付加」。景気後退がPCの出荷台数にも悪影響をもたらすなか、値下げではなく、PCに付加価値を加えることで競争力を高め、出荷台数の減少を食い止める。

 保証内容の拡充では、3年間のパーツ保証と引き取り修理、翌営業日出張修理サービスを付加した「J+(プラス)シリーズ安心保証モデル」を1月下旬に発売した。同等のサービスを受けるには、これまでPC価格に加え1万8000円が必要だった。一方、教育サービスでは、マイクロソフト製DBソフト「Access」をバンドルし、同ソフトのトレーニングサービスもセット化した新モデルを2月中に発売する。専任トレーナーによる教育サービスで、NECラーニングが提供する。正規のサービス価格に比べ約30%値下げした価格で提供する。

 橋本欧二・ビジネスPC事業部統括マネージャーは、販社のメリットについて「ユーザーのメリットもあるが、販売店が顧客に“お得”な点を短時間でずばり訴求しやすくした。卸販社の評判は上々」と自信をみせている。(木村剛士)