東芝ソリューション(梶川茂司社長)は、静岡銀行(中西勝則頭取)と共同で進めていた事務規定管理プロジェクトによる営業店事務取扱要領システムの開発が完了し、7月に全営業店で稼動を開始したと発表した。

 静岡銀行における営業店事務取扱要領システムは、従来から静岡銀行が推進してきた営業店BPRおよびBPRによって実現したフロント特化型店舗を、システム面から支えることを目的として開発したもの。東芝ソリューションのリスクベース事務規定管理ソリューション「MetroCube」を採用しており、その特長であった、文書をプロセス単位に部品化、一元管理する仕組みに、静岡銀行の業務ノウハウを取り込んで改良・開発を進め、閲覧機能・管理機能および通達と規定改定漏れの防止を実現した。

 また、膨大な事務規定を誰でもわかりやすく利用できるとともに、自動的に法令・内部統制上の要件を遵守させることが可能となっている。リスクコントロールと事務規定を連携・管理するシステムは業界初となる。

 今後、10年7月までに規定の段階的な移行を終え、事務規定管理プロジェクトは完了する予定。静岡銀行では、同システムの稼動などにより行内の業務プロセスを支えるシステム基盤が整ってきたことを踏まえ、さらなる高品質な事務実行を実現・サポートする営業店事務ナビゲーションプロジェクトを立ち上げ、具体的な検討を開始した。東芝ソリューションでは、同プロジェクトメンバーとしても参画し、営業店業務の生産性向上に向けて協力していく。