仮想化や自動化などのソフトを開発するパラレルス(土居昌博社長)は、12月1日、サービスプロバイダやITベンダーなどを対象にクラウド関連のイベント「Perallels Cloud Summit 2009」を開催した。

 カンファレンスでは、SMB向けクラウド関連ビジネスのトレンドや同社の戦略を土居社長が講演。土居社長は、「経済危機でクラウドの流れが進んでいる」としたうえで、「とくにSMBの需要がますます増えるだろう」と、ビジネスチャンスの可能性を見据えた。SMB向けクラウド・サービスは、08年にワールドワイドで150億米ドル(約1兆3000億円)の市場規模だったといわれている。これが2020年には1.5兆米ドル(約130兆円)と100倍に膨れ上がるとの見方が強い。

 土居社長は、「日本でも、ワールドワイドで“ジャイアント”といわれているクラウド・ベンダーがビジネスを加速させる」と、市場の拡大を示唆。加えて、「このような状況のなかで、今ある武器を生かし、クラウドをビジネス化することがポイント」と述べた。同社は自社製品を武器にITベンダーとのアライアンスを強化することで、クラウド関連ビジネスの拡大を図る。

土居昌博社長