アンラボ(山口一郎社長)は1月12日、日本でも被害が急増しているホームページにウイルス(Gumblarなど)が埋め込まれるタイプの脅威に対し、韓国における取り組みと被害状況などを発表した。

 韓国インターネット振興院(KISA)の発表によると、現在、韓国でのウイルス感染経路はインターネット経由が中心で、企業で85%、個人ユーザーの88%の感染がインターネットからダウンロードしたファイルによるものであった。すべての年齢層と性別に関わらず同様の数値を示しており、インターネットの利用はすべてのパソコンユーザーにとって大きなリスクになっていると指摘する。

 また、アンラボの統計から、危険なホームページの割合は、SNSやオンラインコミュニティが27%、オンラインショッピングモールが26%、ブログ・個人ホームページ21%、パソコン・IT情報4%、ポータル・検索サイト4%、その他18%となった。09年の1年間でウイルスが埋め込まれたホームページの数は、韓国で発見されただけでも 33万8970サイトあり、昨年7月の統計では、1か月間に配布されたウイルスが827種類、危険なサイトを閲覧したユーザー数は50万人以上にのぼったとしている。

 韓国アンラボでは、昨年5月からGumblar(アンラボの検出名はJS/GumblarまたはWin-Trojan/Daonol) その他ホームページからダウンロードされるウイルスの被害が拡大したことを受け、ホームページのさまざまな脅威に対応するため、ウェブセキュリティサービス「アンラボサイトガード」を韓国で提供開始した。すでに、1年で500万人のユーザーがインストールを行っているという。日本向けには、第2四半期のリリースを予定している。