ニュース

アンラボ、統合PCセキュリティ製品として初のコモンクライテリア認証取得

2009/12/15 21:45

 アンラボ (山口一郎社長) は、企業PC用統合セキュリティ ソ リューション「V3 Internet Security 8.0(V3 IS 8.0)」が、統合PCセキュリティ製品として初めてコモンクライテリア(CC、国際共通評価基準)認証をEAL3レベルで獲得したと発表した。

 CC認証は、1999年に採択された国際的な情報セキュリティ製品評価基準で、ISO/IEC 15408と同一のもの。日本ではIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が認証と評価を担当し、政府調達や電子政府基盤の構築で、CC認証を受けた製品の調達を推奨している。

 「統合PCセキュリティ製品」は、PCアンチウイルスとPCセキュリティ製品を包括する分野で、CC認証が区分する製品タイプ基準。「V3 IS 8.0」は、アンチウイルスとアンチスパイウェア機能に加え、PCファイアウォールとIPS (侵入防止システム) などのネットワークセキュリティ機能、フィッシング遮断、Webフィルタリング、メールセキュリティ (スパムフィルター)、ファイル完全削除など、統合セキュリティ機能全体に対して認証を受けた。

 アンラボは、今回の認証獲得で、ネットワークセキュリティアプライアンスの「TrusGuard(AhnLab TrusGuard)」、Windowsサーバー用ワクチンの「V3Net 6.0」などを含め、CC認証の保有実績が8製品となった。
  • 1

関連記事

アンラボ マネージドセキュリティでセミナー開催 オフィス移転、SOCの新サービス開始を機に

アンラボ、米国や韓国Webサイト狙ったDDoS攻撃対策、駆除ツールを無償提供

アンラボ、マルチベンダー対応のネットワーク遠隔監視サービス

外部リンク

アンラボ=http://www.ahnlab.co.jp/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>

連載第5回:先進製品の取り扱いやソフトのクラウド販売を支援

× こちらから>>