日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)とJi2(藤澤哲雄・日本法人社長)は、企業向けに法的電子証拠開示(eディスカバリ)ソリューションとコンサルティングサービスで協業する。

 eディスカバリに対応したITシステムの構築には、企業内システムに分散した電子データを効率的に収集し、証拠能力を維持した状態で保全を行うソリューションと、収集した電子データを迅速に検索・分析・閲覧し、提出する電子ファイルを効率的に特定するソリューション、そして、これらの情報を活用するノウハウが必要になる。

 今回の協業では、Ji2がもつeディスカバリ分野の豊富なコンサルティング実績と、日本HPがもつコンプライアンス対応の情報管理プラットフォームを組み合わせ、eディスカバリに求められるITシステムの要件を満たし、企業の法的紛争、会計監査に迅速に対応できる体制構築を提供する。

 具体的には、Ji2がe実務の効率化と標準化を考慮したシステム導入とコンサルティングを提供する。また、訴訟関連業務やデータ監査業務で、米国の法律事務所や企業で高い評価を得ているClearwell社のeディスカバリソリューションと、日本HPの情報管理プラットフォームを組み合わせ、アーカイブから抽出したデータを迅速で効率的に検索・分析・閲覧するソリューションを販売する。

 一方、日本HPは、コンプライアンス対応の情報管理プラットフォーム「HP Integrated Archiving Platform(HP IAP)」を提供。2社は「HP IAP」とClearwell社のソリューションについて、日本語での共同技術検証をすでに完了。国内でソリューションとコンサルティングの共同提供を開始。5000万円からで販売を始めている。