オリエンタルアーツ(北義弘代表取締役)は、オープンソースWebアプリケーション・フレームワーク「pirka(ピリカ)」の機能を拡張する、プログラミング支援ツール「pirkaIOP-tool(ピリカIOPツール)」をOSSダウンロードサイト「SourceForge」で提供している。pirkaはアイヌ語で「美しい・良い」の意味。

北義弘代表取締役
 同社は、システム開発の受託を主軸とする1997年設立の企業。各プロジェクトにアーキテクトとして参加しているが、培った技術を応用し、HTMLとJavaだけで動作するプログラムを構築できるため、Webアプリケーションフレームワーク「pirka」をOSSを公開した。OSSのWebアプリケーションフレームワークではStrutsなどの有名なツールがあるが、「生産性が低く、穴だらけの安全ではないアプリケーションになってしまう」(北代表取締役)。pirkaはフレームワーク側で自動的に処理するため、人的な作業量を削減するほか、プログラマのスキルに依存せずウェブアプリケーションを構築でき、処理の漏れや間違いを抑制できる。

 今回提供する「pirkaIOP-tool」は「pirka」の機能を拡張するプログラミング支援ツールだ。画面、帳票、バッチ、DBの作成など業務アプリケーション開発業務時の項目と、処理内容のドキュメントをまとめて自動生成することで、開発業務の効率化を促す。同社では「セミナーを開催したりして認知度を高めるとともに、SIerやIT管理者に使ってもらいたい。今後は品質を向上させていくことで、pirkaとIOP-toolの合計で4万ダウンロードを目指したい」(北代表取締役)としている。(鍋島蓉子)