マイクロソフト(樋口泰行社長)は、3月9日、学生たちがソフト開発を競う技術コンテスト「Imagine Cup 2010」日本大会を、東京・文京区の東京大学で開催した。

 「Imagine Cup」は、学生が開発した独創的な技術やソフト、ソリューションをマイクロソフトが表彰する世界的技術コンテスト。毎年、日本大会を開催し、日本代表を1組選出し、そのうえで他国の学生も参加する世界大会を開催して「世界一の学生」を決定する。2003年から毎年開催しており、今年が8回目。

 今年の日本大会に参加したのは(1)「NIS Lab♯」(同志社大学)、(2)「AI3」(同志社大学)、(3)「PAKEN」(筑波大学付属駒場中高等学校)、(4)「Growing」(福島工業高等専門学校)の4チーム。所属校の学生4人で構成するチームで決戦に臨んだ。

 テーマは「テクノロジを活用して社会問題を解決しよう」で、発展途上国の教育問題などを解決するマイクロソフトベースのソリューションを紹介した。各チーム、それぞれ15分程度のプレゼンテーションを行い、東京大学や同大学院、京都大学の教授とマイクロソフトの担当者2人で構成するメンバーが審査した。

 優勝したのは、筑波大学付属駒場中高等学校。4チーム中最年少で、メンバーの一人は中学3年生という若いチームだ。同校のソリューションは、余剰物資を発展途上国に低コストで輸送するシステム「Bazzaruino(バザルイーノ)」。物資の移動に、航空機預け荷物の空き容量を利用するというユニークな発想と、配送システムのアルゴリズムが評価された。

 筑波大学付属駒場中高等学校には、トロフィーと優勝賞金50万円が贈られた。2010年7月3日~10日にポーランドのワルシャワで開催される世界大会に、日本代表として出場する。

優勝した筑波大学付属駒場中高等学校。2010年7月にポーランドで開催される世界大会に日本代表として出場する