業務ソフトウェアベンダーの応研(原田明治社長)は、主力業務ソフト「大臣シリーズ」のSaaSモデルを市場投入する。NECグループで中堅・中小企業(SMB)向けに体系化したソリューションの取扱い商品用に開発した「基幹業務SaaS by 大臣」を、NECグループの販路と応研の販社経由で拡販する。
「業種カスタマイズを簡単に」が売り
「基幹業務SaaS by 大臣」は、NECとNECネクサソリューションズ、販売パートナーがもつ、SMB向けにSaaSアプリケーション・サービス基盤・導入コンサルティングをトータル提供するために体系化された「SaaS型ソリューション」の一環として提供される。現在、「基幹業務SaaS by 大臣」を含めて約15種類の製品が提供されており、2010年度(11年3月期)の上期中に約50種に拡大する計画だ。