マイクロソフト(樋口泰行社長)と日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)は、クラウド事業の拡大について共同歩調をとる。2010年1月に米マイクロソフトと米ヒューレット・パッカード(米HP)が新ソリューション展開で戦略提携。それに伴い、日本法人同士も技術・営業面で協業を本格化させるつもりだ。

 今回の協業は、ハードやソフトなど、両社の製品を組み合わせてシステムの基盤からアプリケーションまでを統合する次世代のITモデルを構築し、ユーザー企業やパートナー企業に提供するというもの。クラウドビジネス拡大を念頭に置いた提携で、米マイクロソフトと米HPの両社は今後3年の間に2億5000万ドルを投じる計画を示している。

 マイクロソフトの越智史雄・テクノロジー・ビジネス統括本部インフラストラクチャー本部本部長は、「ハードウェアのNo.1ベンダーである日本HPと組むことは大きなメリットであり、クラウド事業を加速させることができる」と説明。一方、日本HPの正田三四郎・エンタープライズストレージ・サーバー・ネットワーク事業統括インフラストラクチャーソフトウェア・ブレード事業本部事業本部長は、「共同セールスなど技術・製品連携だけでなく営業面でも連携したい」と意欲的な姿勢をみせている。(木村剛士)

マイクロソフトの越智史雄本部長(左)と日本HPの正田三四郎事業本部長