OSS(オープンソースソフトウェア)のグループウェア製品を開発・販売する、米オープンエクスチェンジのラファエル・ラグナ・デ・ラヴェラCEOが来日し、製品戦略について語った。ネクスト・イットはこのほど、オープンエクスチェンジと国内総代理店契約を結び、ホスティング事業者などに向けて、グループウェア製品「Open-Xchange」の販売を開始している。

ラファエル・ラグナCEO
 オープンエクスチェンジ社のLinuxベースのコラボレーションサーバー「Open-Xchange Server」はグローバルでリセラーを介して販売され、普及が進んだ。

 同社は、2006年に次世代のクラウドベースの製品を発売し、サービスプロバイダのパートナーを拡大してきた。

 市場では、SaaSはオンプレミスと比べて急速な伸びを示している。なかでもメール、グループウェアを含むコラボレーションソフトウェアは3年間で30%の伸びを示すと予測されており、「SIerやリセラーにとって、大きな商機となる」(ラグナCEO)とアピールする。

 オープンエクスチェンジが提供する「Open-Xchange」はブラウザベースのグループウェアソリューションだ。メール、連絡先、タスクやドキュメントの共有といった機能を搭載。PC、iPhoneなどのスマートフォンなどワールドワイドで300機種に対応し、さまざまなデバイスからいつでも、どこからでもアクセスできる。「Open-Xchange」で会社のメールと個人のメールアカウントを統合管理できるほか、「インフォストア」というオンライン・ストレージ機能によって文書のバージョン管理や外部組織とファイルを共有する場合にも、アクセス権限を設定することができる。また、パラレルスの「Parallels Operations Automation」のサービスモジュールを利用することで、課金やプロビジョニングを自動化することも可能になる。オールインワンのアプライアンスエディションの展開も行っていくという。

 ネクスト・イットは、この「Open-Xchange」をホスティング事業者や企業向けに販売する。サポート体制を充実させ、1年間で50万ライセンスの販売を見込む。(鍋島蓉子)

iPad、iPhoneなど、多様なデバイスでアクセス、同期ができる